「青空のゆくえ」試写会※微バレ(9/10追加)

という事でモロモロの部分でございます(笑)今回見た作品は「青空のゆくえ」という映画です。あんま知らない?(笑)まぁ、ミニシアター系だからね。でもこんな感じの作品とかすげー好きなんでね。何億とかかけてる超大作とかって謳ってるものよりかは、魅力ありありだと思うのであります。





【ストーリー】

東京・三軒茶屋。隣にいる事が当たり前だったクラスメイトの一人が突然転校する事になった。初めて経験する本当の別れ…。明日自分は何処にいて何をしているのか?誰といるのか?初めて人を好きになった事、自分が今暮らしているこの場所を大切だと思う事、叶えられなかった事、言えなかった事…。そんな様々な想いと出来事が毎日積み重なり、心の中にしまわれていく一瞬を描く。初めて経験する別れの中で、大切な思い出ができる瞬間を描くリリカル*1な青春映画。





【場所】

場所は有楽町の「よみうりホール」。ココには前にも「イン・ザ・プール」試写で行った事があるので、迷う事なく到着。有楽町線で行くと丁度ビッグカメラの所が出口なので、すぐ行けるのがかなり良い。そう言えば車内で、自分の前に座ってた人がリチャード・ギア似のかなり素敵なオジサマ風な人でカッコよかった(笑)日本人だと思うけど、なんか顔立ちがハーフっぽい感じだったし。こんなカッコいいオジサンになりたいもんだなぁと思ったっす(笑)


開場の30分前に着き並ぶ。会場自体は7階だが、すでに5-6階のとこまで列があった。並んだのはその5階と6階の間。開場後、チラシ(アンケート付き)数枚と、クユラの試供品を貰う。石鹸かと思ったら違ったり(笑)しかし何故ボディソープなのかは謎。何か意味があるんかなぁ?分かる人おせーて。んで、小説単行本とビジュアルブック?てのが売ってて、買うと生写真が付いてくるらしいので、小説を思わず買い(笑)生写真って言葉に惹かれつった。なんかレアさを感じた。


http://yomiurihall.yomiuri.co.jp/
エフティ資生堂 クユラ





【感想】

この映画は良い!すこぶる良いと思うとです。ほろ苦い感じとか正に青春って感じで、クスクスと笑える場面もあり、ジーンとする感動シーンもありで、とにかく爽やかで清々しい映画。ラスト近くの「やり残した事」のあの無言のピースがホッとさせてくれた感じやね。ココはかなりの感動ポイントだと思います。ズィーンと鳥肌が立ちました。


転校してしまう生徒の高橋君がまたすげぇ良いヤツで、これまた爽やかでカッコイイんですよね。モテモテだし。自分では気付いてないけどモテてるって感じで、でも腹立たしくはなく素直に良いと思えますね。高橋君が1年の頃から始めたバイトも彼の良いヤツさ加減を垣間見る事ができるし、こんなヤツいたら絶対友達になりたい。まぁ自分の中学時代見てもそんな人いなかったけど(笑)


他の高橋君の周りにいる仲間も、皆イイヤツでかなり良い関係なんだよね。それぞれ仲間同士の接点がないから、どうやって繋がってるんだろ?って思ったら高橋君によって繋がってる仲間で、高橋君ありきの仲間の繋がりだった。彼の人柄がそこによく現れてるなぁって感じた。


彼しか友達がいないという男勝りの子も、彼の仲間たちと仲良くする事が出来て、皆そんな感じで仲良い感じになっていくんだよね。それは彼の仲間だから仲良くできたのかなと。さっき言った「高橋ありき」の仲間。彼がいなかったら、きっとこのように仲良くというか接点はないはず。まぁその仲良くなるキッカケは転校するって事なんだけど、そこがまた切なくなる感じだけど、悲しくはないみたいな。そこは15歳という青春っていう年代故なのかなと。そんなイイ関係をよく見られるのがあの花火のシーン。高橋君が好きな子同士もそこで仲直りする事になるから、ココも好きなシーンだね。


俳優人も若手を使っていてあまり知らない(失礼?)って人達なので、変なイメージを持ったりせず映画の世界に入り込めるのもイイ。有名ドコは「黒川芽以」ちゃんとかかなぁ?もちろん今回気になる子もちらほらいた。幼馴染役の「多部未華子」ちゃんはイイ感じで気になったなぁ。あの顔何故か気になるんだけど(笑)フジテレビで月曜の夕方にやってる「ガチャガチャポン」って教育番組?に出てるみたいなんだけど、全然知らなかった。ちょくちょく見てたことあったけど、気付かず「あ、コレに出てたんだぁ」ってな感じで。「夏帆」ちゃん出てるのは知ってたんだけどね(笑)これから注目リストに入れておく事にしよう。


あと男勝りで口調が悪い役の「悠城早矢」って子も注目です。現在放送中の「がんばっていきまっしょい」にも出演中ってのがあったんで「ん?出てたか?」って思って思い返して見たら、あの家出したとかいって石田ゆり子さんにボート部の話を聞かされるあの彼女でした(ココからストーリーに入ってく)。見てた時気になってたんよねぇ。方言も上手かったから「お、えぇねぇ」って思ってたんだけど、まさか彼女とは。ココで思わぬ収穫を得たわけであります(笑)ていうか、役が全然違うからわからんかったんだろうね。にしても「がんばって〜」の方は、すげ大人っぽいと思うんだけど。


あとは、帰国子女で途中から転校してきた役の「西原亜希」って子。どっかで見た事あんなぁって思ってたらあのペンギンと出演してる「Suica」や「パンテーン」のCMに出てる子でした。「あーあの子かぁ」って思う人もいるはず!オレも思た(笑)


あとは、まぁ不良の母親の人が「キレーなお母さんやな」って思う感じで気になった感じかね。と思ったらパンフに載ってて「目黒真希」という人らしい。この人が出てるシーンはちょろっとだけど、気になるポイントになるはず(笑)そんな不良くんも何気にイイヤツで、とある場所へ連れてってくれたり何気に自分もアレだったりと憎めない感じでした。


注目といえば、高橋君をやってた中山卓也くんですな。彼はとにかく爽やか!であの笑顔がすごくイイね。コレ見てファンになった人もいるんじゃないかな。今回で本格デビューという彼ですが、正に適役です。監督に見初められただけはある。バスケ部のキャプテンなのにバスケが下手だったとか、カナヅチだったという裏話もよさげです(笑)


そんなワケで誰もが15歳という時期はありますが、見た人は「ん〜オレん時は…」なんて昔の事を思い出しながら見られると思いますな。自分の事とも照らし合わせて見るとイイかもね。自分はこんなイイもんじゃなかったけど(笑)まぁこんな青春だったらイイなと思えるんではないかと。三軒茶屋って所もまたオシャレでよろし。とりあえず雰囲気が「イイ」と思える映画でありますので、是非そんな思いをしたい人は見てもらいたいなと思う次第でございます。


あと「青空のゆくえ」という事もあって、空のシーンが結構出てきてまたそれがイイ空でかなり好きです。ていうか、自分自身も何気に空とか雲好きで雲の感じとかが個人的にヒットだと歩きながらチラチラ空見ちゃったりします。そんな所も要チェックな所だと思いまする。天気がイイ時のあの青い空に美味しそうな綿菓子みたいな雲の感じがかなりよくね?(笑)


上映前に小説本買ったと書きましたが、上映後にはそれとは別に鑑賞券付きのパンフとポストカードが売っていて、またまた思わず買ってしまいました(笑)意外な出費…orzでもまぁとりあえず鑑賞券あるから、公開したらまた行こうかなと思とるワケでありますけど。つか、買う時はパンフ目当てで券付きとは思わなかった(笑)


帰って来てから小説をちょこりと読み始めたんですが、結構進むではないか(笑)映画で書かれてない心情とかあって「あーなるほど」と思ったり、「映画ではこのシーンなかったな」と照らし合わせながら見られるのがイイ。目線があの男勝りな子目線でした。生写真も見まして「おぉコレが…」と生写真という響きに鼻息荒くなったり、ならなかったりそんな感じでした。あー普通にワンシーンの写真なんですがね(笑)


あと、メイキングDVDも出るらしく何気に欲しいんだよね(笑)余裕があったら買おうかなと。そういえば、チラシに「アバウト・ラブ」のがあったのはちょっと嬉しかった(笑)あと予告もあって、大きい画面で美咲さん見られたのはちょっと得した気分。ジワジワと鳥肌が立ちまクリスティだった(笑)つか、「アバウト・ラブ」は同じ配給なんですね。だからかぁ。

映画文庫 青空のゆくえ

映画文庫 青空のゆくえ

ビジュアルブック 「青空のゆくえ」ノ-ト

ビジュアルブック 「青空のゆくえ」ノ-ト

WAY TO THE 青空のゆくえ [DVD]

WAY TO THE 青空のゆくえ [DVD]






【餞別+購入もん】

会場で貰ったものと、買ったものを画像付きで紹介。
「クユラ」も入れるはずだったけど、撮るの忘れたので後ほど追加しやす(笑)



買ったパンフ(下)、ポストカード(中)、鑑賞券(右)、
そして貰いもんのミニ冊子(左)みたいのです。



で、これが付いてきた生写真。ね?普通のカットのでしょ?(笑)



入る時に貰ったチラシ数枚。



その中にあった「アバウト・ラブ」のチラシ。





*1:抒情的・抒情詩的であるさま。